今朝は天気がよかったので近所の海にスノーケリングへ。 でも思った以上に波が荒れており、水もにごっていたので断念しました。 バナナをかじりながらボーッと海を見ていたら、 いきなり夫が興奮気味に声を上げました。 “Holly shit!! There is a whale over there!” な、なんと、岸からわずか10メートル近くのところにクジラが泳いでいたんです! 白と黒の背中がにょきっと海上に現れ、15秒ほどでまた潜ってしまいました。 惜しくも写真は撮れませんでした、悲。 本当のようなウソの話だと思ってもいいですよ。その後またクジラが上がってくるのを待っていたんですが、 10分経っても出てきてくれませんでした。 帰り際、クジラの第一発見者である夫に、 どうやってクジラに気づいたかを尋ねてみました。 わたし:”How did you find the whale? Did you see a splash?” 夫:”No, I saw a spray.”んっ?spray? どういう意味か分からず聞くと、「潮吹き」という意味らしい。 え?「潮吹き」ってsplashじゃないのかい! わたしは勘違いをしておりました。 辞書で調べたところ、 【spray】「(水などの液体の)噴出、スプレー」 【splash】「(水などの液体が)はねること、水しぶきを上げること」 という意味でした。 クジラの場合、 sprayは「潮吹き」、 splashは「胸ビラを水面に叩き付けて水しぶきをあげること」という意味です。 使い方を間違えると、クジラのまったく違う行動を指してしまうので要注意です。 普段の生活でクジラの話しをすることはないかと思いますが、 水や液体に関係する用語なので、いろんなシチュエーションで使えますよ。 また、spray、splashは名詞だけでなく、動詞としても活用できます。 たとえば、...
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1匹、2匹、鹿は数える意味のない動物?
わたしの住んでいる町には、昼夜問わず、野生の鹿が現れます。 山から降りてくるんでしょうか? はじめて見たときは本当にびっくりしました。 「ここは奈良?」と思わせるほど、民家や道を悠々とお散歩しています。 つい昨日も、近所を歩いていたら鹿ファミリーに遭遇しました。 人の家の庭に勝手に入って、芝生をムシャムシャしてます。 わたしが近寄っても気にせず、我が物顔でムシャムシャ。 「鹿さん、鹿さ~ん!」 カメラを向けて近寄ると、警戒してギロっとにらんできます。 さらに足を進めたら、いそいそと逃げていってしまいました。……んっ? ふと我にかえって気づきました。 鹿に夢中のあまり、人の家の庭に侵入してるよ自分! あややや~ 足早にその場を退散し、家に帰りました。そしてその日の晩、夫に鹿目撃体験を話しました。 “I saw three deers today!” こんなシンプルな文なのに、間違いがあり指摘されました。 鹿「deer」は複数形でも「deer」のまま。「s」をつけてはいけません。<正しい言い方> 「1匹の鹿を見た」の場合は、I saw a deer. 単体なら、「a」をつけます。 「2匹の鹿を見た」の場合は、I saw two deer. 複数でもdeerのままです。「deer」は名詞のなかの、「不変化の複数形」というカテゴリーに属し、 複数であっても「s」などをつけません。 たとえば、 「sheep (羊)」、「fish (魚)」もそのルールが当てはまります。 鹿や羊、魚は「群れ」としての認識が強く、1匹ずつわざわざ数えるものではないかららしいです。 わたしは鹿が好きなので、「1匹ずつ数えてあげてよ」って思ってしまうんですけどね。 奈良の鹿は春日大社の神使として、古くから手厚く保護されてきたんですから。 最後に、「不変化の複数形」例外を紹介します 「fish (魚)」は、例外として「fishes」と複数形を使う場合もあります。 食べ物としての魚全般ではなく、それぞれの魚の「種類」について述べたいときです。 例文: I saw various fishes at the aquarium....
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ママさんと仲良くなるために...
アメリカで知り合った女性の多くはわたしより少し年上で、お子さんのいる方が多いです。 会話をしていると、子どもに関する英単語がたくさんでてきて、 慣れるまでは何度も聞き返してしまいました。 たとえば、 「preschool(プリスクール)」 塾みたいな習いごと??? いえ、これは「保育園」という意味。 「保育園=kindergarten」だと習っていたんですが、どうやら使い分けているようです。 州によって異なるようですが、カリフォルニアでは以下のようになってます。
preschool:2才から5才くらいまでの子が通う保育園(ほとんど私立)
kindergarten:5才~6才頃、小学校に行く直前の2年間通う幼稚園(公立が多い)
elementary school:小学校(6才~)日本では、6才になったら必ず小学校に行くと決まっていて、 年齢に合わせて学年が上がっていきますよね。 でもアメリカでは子どもの年齢というよりは、成長や学びのレベルに合わせて柔軟に対応しています。 たとえば、1年生を2回やることもできます。 とくに転校すると慣れるまで時間がかかるので、同じ学年を繰り返す選択をする親も少なくないようです。 高校、大学へと進むと、成績の高い子は飛び級で早く卒業することができ、 日本の「みんないっしょに」教育とはずいぶん違うなあ~と感じさせられます。 学校教育だけが人を育てるとは思いませんが、 自分の国の教育方針だけにとらわれず、いろんな国のスタイルを知ったり、取り入れることで、子どもの可能性も広がっていくのかなと思います。少しまじめな話しになってしまいました。 最後にこの写真を。
本題とあんまり関係ないですが、先週末に水族館で見たイワシの群れ。 同じ方向へ泳ぎつづけるイワシの大群は圧巻です。 でもよ~く見ると、数千匹のうち、5、6匹のイワシくんは水槽の底で群れとはまったく反対の方向へ泳いでいました。 集団から外れて、楽しそうに、ゆらゆら~とわが道を進んでいます。 自分だったらどっちのイワシが当てはまるんだろ? 自分の子どもには、集団のなかでどんな役割やキャラクターをもった人に育ってほしいかな。 ついそんなことを想像してしまいました。
東から西へ。方角をあらわす英語
わたしの住んでいる町は海に囲まれています。 海とは縁遠い田舎町で育ったわたしにとってはとても新鮮。 寄せてはかえす波をぼーっと見ていると、さらにぼーっとした気持ちになります。 春が来て日が長くなり、夕日が沈むのはだいたい夜の7時過ぎ。 週末はビーチに行ってサンセットをみたりします。 あたりまえですが、太陽は東から昇って、西に沈みます。 これ、英語でなんて言うんでしょう? とりあえず、必要な単語を並べてみましょう。 太陽「sun」、昇る「rise」、東「east」、沈む「set」、西「west」。 ってことは、 The sun rises from east and sets in west. できた!簡単じゃん…と言いたいですが、実は何かが足りません。 「the」です。 冠詞の「the」はルールがさまざまで、わたしもよく混乱してしまうんですが、 東西南北の方角を表すときは、「the」をつけなければいけません。さっきの「太陽が東から昇って、西へ沈む」という文の場合は、 The sun rises from the east and sets in the west. となります。方角をあらわす単語の「前置詞」を変えれば、以下のようにいろんなバリエーションができます。 from the west (西から) in the west (西で、西に) to the west (西へ) on the west...
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猫の英語
猫が大好きなわたしは、アメリカに来てから猫を飼い始めました。 日本では猫はペットショップで「商品」として買うのものですが、 アメリカでは動物を保護するシェルターで里親として引き取るのが一般的です。以前のブログでも紹介しましたが、これがうちの猫のセナンです。
あれ、セナちゃんどこ? かくれんぼが大好きなんです。。。
こんどは紙袋のなかに隠れています…
やっと出てきてた。 白と黒のタキシードキャット。 つねに正装なので、ドレスコードはばっちりです。猫を飼い始めて、猫に関する英語を頻繁に使うようになりました。 たとえば、 「ニャー」という鳴き声は、「Meow(ミアウ)」 「Meow」は「ニャーと鳴く」という動詞としても使えます。 そのほかに、 「ペロペロ身繕いをすること」は、「grooming(グルーミング)」 「爪でガリガリひっかく」は、「scratch(スクラッチ)」 これはわが家特有ですが、「fetch(フェッチ)」ということばもよく使います。 これは、「行って取ってくる」という意味。 なぜかうちの猫はお気に入りのおもちゃを投げると、 犬みたいにダアーっと走って取り、口にくわえてわたしのもとへかえってくるのです。 前世はワンちゃんだったのでしょうか。さて、猫の体でもっともキュートだと思う部分なんですか? わたしは手足が大好きです。
肉球もそうですが、背伸びしたときにぱあ~っと開いた手もかわいい。 動物の手足のことを、英語で「paw」と言います。 発音は【pɔ’ː】。以前ブログでも紹介しましたが、【ɔ’】は「オ」と「ア」の中間の音。 わたしはよく間違えて「パウ」と発音してしまいますが、 正しくは、「パー」です。 「paw」のように、「aw」で終わる単語の発音は要注意です。
「w」があるのでつい「アウ」と発音しがちですが、「アー【ɔ’ː】」と伸ばします。 たとえば、 「raw(生の)」は、ラー【rɔ’ː】 「saw(のこぎり)」は、サー【sɔ’ː】 「law(法律)」は、ラー【lɔ’ː】 などなど、たくさんあります。 「アウ」と発音すると通じないので気をつけてくださいね。 ちなみにわたしは「paw」の発音を覚えるときは、 「グー・チョキ・パー」の「パー」と勝手に関連づけて覚えました。うちの猫はグーとパーはできますが、チョキはさすがに無理。 美人猫だけど、AKBじゃんけん大会には出られませんね。 アメリカに引っ越してから、日本のアイドル事情についてゆけてません…
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