アメリカで知り合った女性の多くはわたしより少し年上で、お子さんのいる方が多いです。 会話をしていると、子どもに関する英単語がたくさんでてきて、 慣れるまでは何度も聞き返してしまいました。 たとえば、 「preschool(プリスクール)」 塾みたいな習いごと??? いえ、これは「保育園」という意味。 「保育園=kindergarten」だと習っていたんですが、どうやら使い分けているようです。 州によって異なるようですが、カリフォルニアでは以下のようになってます。
preschool:2才から5才くらいまでの子が通う保育園(ほとんど私立)
kindergarten:5才~6才頃、小学校に行く直前の2年間通う幼稚園(公立が多い)
elementary school:小学校(6才~)日本では、6才になったら必ず小学校に行くと決まっていて、 年齢に合わせて学年が上がっていきますよね。 でもアメリカでは子どもの年齢というよりは、成長や学びのレベルに合わせて柔軟に対応しています。 たとえば、1年生を2回やることもできます。 とくに転校すると慣れるまで時間がかかるので、同じ学年を繰り返す選択をする親も少なくないようです。 高校、大学へと進むと、成績の高い子は飛び級で早く卒業することができ、 日本の「みんないっしょに」教育とはずいぶん違うなあ~と感じさせられます。 学校教育だけが人を育てるとは思いませんが、 自分の国の教育方針だけにとらわれず、いろんな国のスタイルを知ったり、取り入れることで、子どもの可能性も広がっていくのかなと思います。少しまじめな話しになってしまいました。 最後にこの写真を。
本題とあんまり関係ないですが、先週末に水族館で見たイワシの群れ。 同じ方向へ泳ぎつづけるイワシの大群は圧巻です。 でもよ~く見ると、数千匹のうち、5、6匹のイワシくんは水槽の底で群れとはまったく反対の方向へ泳いでいました。 集団から外れて、楽しそうに、ゆらゆら~とわが道を進んでいます。 自分だったらどっちのイワシが当てはまるんだろ? 自分の子どもには、集団のなかでどんな役割やキャラクターをもった人に育ってほしいかな。 ついそんなことを想像してしまいました。